SolidWorksの「座標系」について

こんにちは。

今回はSolidWorksの機能の中から、「座標系」の
使い方についてをご紹介致します。

上図では、デフォルトの座標系に準じ、1の目が正面視として設定されています。
一方、他部署や社外にデータを提出する際など、正面視を他の方向に設定したい場合も
あるかと思います。
その際に、「座標系」を作成すると便利です。

1.コマンドを実行する
メニューバーの挿入より、参照ジオメトリから「座標系」を選択します。

2.座標系を定義する
X,Y,Zの各軸方向を、グラフィック領域の直線要素やデフォルト平面等を用いて
定義を行います。
正面図はZ軸に対しての垂直面、+側から見た方向となります。
今回は2の目を正面になる様に設定してみました。

3.モデルを出力する

モデルをパラソリッド、step等で出力する際、ダイアログの左下に「オプション」の
ボタンがあります。これを押して、オプションの下部にある「出力座標系」のリストより
作成した座標系を選択します。

4.定義した座標系に準じたモデルとして読み込まれる
出力したファイルをインポートすると、定義した座標系に準じた向きのモデルとして
読み込まれました。
今回は原点をデフォルトの位置と同じとしましたが、別の座標に設ける事も可能です。

今回はSolidWorksの「座標系」についてをご紹介いたしました。
以上、ディプロス設計の清原でした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼Rhinoceros等のソフトウェアの販売、トレーニング・セミナーの申し込みはこちら
https://www.dipross-online.com/ (ディプロスオンラインショップ)

▼ソフトウェアの教育、3Dスキャナーの情報はこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Comments

Popular posts from this blog

3日でRhino上級レベルのサーフェスの取り扱いを習得!

後悔しないモデリング~自動保存ファイルの設定

【Rhino6技術情報_vol.5】Grasshopper(グラスホッパー)の使用