Rhinocerosソリッド作成ツール

設計担当の鈴木です。

今回はRhinocerosでソリッドを作成するツールとシェル化を行うツールをご紹介します。
Rhinocrosは3Dのサーフェスモデラーになりますが、隙間のないポリサーフェスを構築すれば、SolidWorksやCATIAなどのソリッドモデラーにインポートした際にソリッド(中身の詰まった状態)として読み込ませることが可能です。

ソリッドを作成ツール

通常画像のように全ての面が交差した状態からソリッドを作ろうとすると、
互いに交差した箇所で1箇所ずつトリムを行っていき、最終的に結合するといった手順が必要となり結構な手数が必要となります。



そこで「ソリッドを作成ツール」と使用すると全てのサーフェスを選択しコマンドを実行するだけでソリッドが作られます。


閉じたポリサーフェスをシェル

次にご紹介するのはいわゆるシェル化を行うツールです。
シェル化とは肉厚が一定の厚みになるように中身をくり抜く作業となります。


使い方は「閉じたポリサーフェスをシェル」コマンドを選択して厚みを設定した後、
削除したい面を選択するだけでシェル化が実行されます。


どちらのコマンドもソリッドを作成する上では非常に便利な機能になりますので
使っていない方は是非とも使ってみてください。

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