Rhinoceros × Adobe Illustrator

Rhinoを持っているデザイナーのみなさんこんにちは。

昨今は各種デザインツール(アプリ)の値段も下がってきましたので
グラフィックデザイナーとプロダクトデザイナー、3Dモデラーの垣根が
どんどん無くなってきてますよね。

Rhinocerosを買ったけど思った程使う機会が少ないなと
すっかり使わなくなってしまったデザイナーの方いませんか?

本日はそんなデザイナーの方へのRhinoの活用方法のご紹介です。

AdobeIllustratorでモノを作ったり描いたりしていると
たまに幾つかのまとまったオブジェクトの変形に困ることありますよね。

例えば 
ロゴをまとめてグイーン とか。

ロゴを球面上にキレイに配置したい とか。

ドットパターンを布上にブワッとj配置したい とか。

そんな時は気軽にRhinoに持って行ってみてください。

AdobeIllustratorとRhinocerosは非常に親和性が高く、
変換時のパスの処理もブツブツ切れたり煩わしい事はありません。

Rhinoは3DCADですが、2DのAIの補助ツールとしても優秀なんです。

早速使い方ですが。

◆AI上で変形したいパスと ざっとこんな形にしたいという断面形状を作成します。




 ◆RhinoでAIで作成したファイルを【インポート】します。




◆こんな形に変形したい という 断面線を【押し出し】て板状にします。




◆変形した板にオブジェクトを【投影】します。


◆変形した板オブジェクトの要らない部分を【トリム】して捨てちゃいます。
その後【選択オブジェクトをエクスポート】でAIデータとして書き出します。

◆AIデータを開くとRhinoで書き出す時のカメラアングルの状態でAIパスが作成されています。



◆パスデータは繋がっているのでそのまま色付けして完成!!


もちろんRhinoでも1から作図はできますが、やっぱりAIでライン引くほうが早いですもんね。

グラフィックツールとしてのRhinoの活用方法のご紹介でした。



季節の変わり目で社内で風邪が流行り始めたディプロス デザイナー 川合でした。







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