Rhinoceros6でのガムボールのメニューボール

本日はRhinoceros Ver5から搭載されているガムボールのちょっとした機能についてご紹介いたします。


 Rhino6にてガムボールを使用していると、XYZの矢印と共に左下に伸びていた白丸(メニューボール)はどこにいった…?とお思いではありませんか。

Rhinoceros5ではその白丸をクリックすると、ガムボールの出現位置など調整する為の専用メニューが出てくるようになっていました。

たとえばガムボールの出現位置を上記画像のように円錐形の頂点に設定することで、任意の箇所を中心にして回転の動作ができるようになります。

試行錯誤してみた結果、Rhino6では、ガムボール上でマウス右ボタンを長押しすると出現するコンテキストメニューがガムボール専用内容になって出てきました。
長押しを行う箇所は、ガムボールにカーソルがポインティングされている状態(ガムボールが黒くなる)であればどこでもいいようです。


これまで通り、白丸(メニューボール)を出現させるには、以下の操作を行います。
Rhinoオプションを開いて、モデリング補助機能>ガムボールの欄を参照すると、メニューボールのサイズ設定がデフォルトでは0になっています。

サイズを5程度に設定しておくとRhino5のガムボールと同じように矢印などのマニピュレーターと同時に白丸が出現するようになります。
以上、お試しください。

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