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Showing posts from July, 2016

ポケモンボール ゲットだぜっ!

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がんばって ポケモンゲット してますか? 弊社は名古屋の繁華街のそばにあるので、お昼休みと夜は街中のポケストップがルアー モジュールで咲き乱れてすごいことになっています。 ポケストップの少ないエリアではポケモンボールが足りずに困っているという話もありますが せっかくなので Rhinocerosでポケモンボールを簡単ゲット してみましょう。 1.「球」を作成します。(中心原点を0で指定するのがオススメ) 2.「直方体」(板)を作成(中心を球と合わせます) 3.「ブール演算:差」で球から直方体を引きます。 4.「円柱」を中心に合わせて3層重ねて作ります。 5.一番外側の「円柱」と「球」を「ブール演算:差」で引きます。 6.「球」の内側に少しだけ小さな「球」を重ねて作ります。 7.残った二重の「円柱」の位置を調整します。 以上でこんな形になります。 なんとなくキレイにできましたので 評判の悪いRhinocerosの標準レンダリング機能を目一杯つかってみると こんな感じになります。 ポイントは「環境」と「光源」です。  メニューバーの「パネル」の中に「環境エディタ」と「光源マネージャー」が入ってます。 「環境エディタ」を開いて背景を「環境」に変更して、「環境ファイル」を適用してください。 青空の映り込みが入ってリアルになります。 「光源マネージャー」を開いて「スカイ」「太陽」を適用すると光がキレイになります。 注意点としては「真っ白」と「真っ黒」はレンダが反映されにくいので 「少し色のついた白」と「濃いグレー」で設定するのがオススメです。 ボタン部分の金属の質感は「バンプ」を適用して表面に細かい凹凸をつけました。 別でレンダツールを使ったり、 Rhinocerosフラミンゴ を使えばレンダ設定が 簡単になりますが、そんなにしょっちゅうレンダリングしないからなぁ という人は「 標準のレンダリング機能 」をぜひ活かしてみてください。 結構キレイにできますよ♪ 以上、先週日曜にポケモン映画でボルケニオンの男らしさに目頭が熱くなった ディプロス デザイナー 川合でした。 PS:せっかくなので作ってみようと思われた方のために図面置いておきます。    (寸法はディプロスオリジナルです)

Grasshopper入門トレーニング

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こんにちは。 ディプロス営業アシスタントの植田です。 7月20日(水)、弊社トレーニングルームにて「Grasshopper入門トレーニング」を開講しました。 Grasshopperって何? Grasshopper(グラスホッパー)は、Rhinoceros用のモデリング支援のプラグインツールです。 無料でインストール可能なフリーソフトですが、マンパワーでは不可能な大量のデータ処理と自由曲面を含む3次元形状をアルゴリズムにより生成、パラメーターを操作してシミュレーションを行い、そこから導き出される形状を思考支援として、デザインの意思決定を行うことができます。 モデリングツールが制作現場で当り前に使用される現代において、デジタルデザインの次の新しい潮流としてアルゴリズミックデザインが注目を浴びています。 Grasshopperトレーニング内容 ・Grasshopperの基礎(起動、インターフェース説明、基本操作や簡単な演習) ・主なGrasshopperコンポーネントの説明 ・アルゴリズムによる形状作成 ・面のUV分割によるパターンの生成 ・ランダムカット作成のご紹介 ・曲面へのパターンカットの適用 実際にご受講いただいたお客様からは 「パターン検討に特化したソフトなのでデザイン検討にとても使えると思います!」 というお言葉もいただきました。 ディプロストレーニングの良いところ ①6名様限定で行われるため、わからないところなどはすぐに質問できます! ②弊社の技術者が講師を務めるため、実務に沿った方法をお伝えできます! ③Rhinocerosの操作に慣れていない方でも受講可能です! ディプロスでは定期的にRhinocerosに関するトレーニングを実施しており、デザインや開発、設計に携わる皆様のお力になれればと常に考えております。 次回のGrasshopper入門トレーニングのご案内 2016年9月13日(火)10:00~17:00(昼1時間休憩) ※先着順となりますのでお早めにお申込みください。 お申込みはコチラ⇒ http://www.dipross-online.com/products/detail.php?product_id=59 他にもこんなトレーニングがあったら嬉しい! ○○をRhinoで制作したいけど方法がわからない! などございましたら、是非ご相談ください

作例: Grasshopperを使用した義足

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今回はGrasshopperを使用した義足の作例を紹介します。 前回の記事 にてT-SplinesとGrasshopperを使用した作例も紹介していますので良ければご覧下さい。 今度はベースとなるサーフェスからボロノイを使用して別のパターンを作成してみます。 ベースとなるサーフェスにボロノイのパターンでくり抜いた形状を作成してみます。 Grasshopperでボロノイを展開します。 展開したボロノイをベースとなるサーフェスに投影して形状を作成します。 こちらもスライダーでランダム感やオフセット値など変えることができるようになっています。 最終的に厚みを付け、フィレットをかけたものです。 Grasshopperでは難しい作業は途中でベイクし、手作業で行ったほうが早い場合もあります。 前回作ったものと一緒にMODOでレンダリングしてみました。 このようにGrasshopperでアルゴリズムを作成すれば幾つものパターンを作成し、検証することができます。 ボロノイパターンはGrasshopperで手軽に使えるランダムパターンです。 ぜひ上手く利用してモデリングに取り入れてみてはいかがでしょうか? 以上、diprossモデラーの稲葉でした。

SolidWorksの「あったら良いな」

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 こんにちは。 今回はSolidoWorksについて、「これが出来たら良いのに…」 などと思う所を書いてみたいと思います。  私は以前にCATIA-V5を使っておりました。そこからSolidWorksに環境が移った時は インターフェースや操作感はCATIAのソレとほぼ同じく、特に戸惑う事は無かったと 記憶しております。特に自身が関わっていた現場においては、SolidWorksでも遜色のない モデルを作ることができたとも思います。   一方で、多少気になる点があるのも事実です。例えば… ①スイープにおいて、断面がパスの端点にない場合、結果が片側しか現れない ②「スケッチ」の置き換えが出来ない …上記2点については、「これが出来れば」と思う場面も少なくありません。 ①なんて、欲しい結果がワイヤーからほぼイメージできるだけに、何とも歯がゆいでは ありませんか。 他にも「パブリッシュ」や「パワーコピー」と呼ばれる機能(現リリースでは呼び方が異なるかも わかりませんが)も、標準で備わっていればと思うこともあります。  次回以降、上記①②についての解決方法が見つかりましたら、この場にてご紹介したいと 思っております。また、すでに解決方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けますと 幸いです。    以上、ディプロス設計の清原でした。

Rhinocerosのブール演算について

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今回はRhinocerosのブール演算についてご紹介したいと思います。 Rhinocerosにおけるブール演算は和・差・積・分割があります。 ブール演算:和 ブール演算:和は交差している2つのオブジェクトを交差している部分を削除して結合させます。 ブール演算:差 ブール演算:差は交差している2つのオブジェクトで引く側と引かれる側を設定して引かれる側の交差している部分を削除し、引く側の形状に沿って穴を埋めます。 ブール演算:積           ブール演算:積は和とは逆に交差している部分のみ残してほかの部分を削除します。 メッシュブール演算:分割 メッシュブール演算:分割は交差している部分で分割します。和・差・積とは違い、削除はしません。 また、メッシュブール演算:分割の右クリックのメッシュブール演算:2つのオブジェクトでは分割以外のブール演算をクリックで切り替えることができ、気に入ったところでenterを押すと確定することができます。 ブール演算は使い方によって時間短縮につながるのでぜひ使ってみてください。