作例: T-Splines Grasshopperを使用した義足
Rhinoceros T-Splines ver4.0からGrasshopperに統合された機能の使用例を紹介します。
今回はドロネー図を使用したデザイン要素のある義足のようなものを作ってみました。
今回は4本のラインからロフトでサーフェスを作成しています。
サーフェスは極力シンプルで無駄なアイソカーブなどないようにすることが重要です。
また、基本的にはポリサーフェスで使用することはできません。
ドロネー図はGrasshopperでコンポーネントが用意されていますので、ランダムで発生させた点から作成します。
今回はドロネー図を使用したデザイン要素のある義足のようなものを作ってみました。
ベースとなるサーフェスの作成
今回は4本のラインからロフトでサーフェスを作成しています。
サーフェスは極力シンプルで無駄なアイソカーブなどないようにすることが重要です。
また、基本的にはポリサーフェスで使用することはできません。
Grasshopperでドロネー図を作成
Grasshopperで投影するドロネー図を用意します。ドロネー図はGrasshopperでコンポーネントが用意されていますので、ランダムで発生させた点から作成します。
ドロネー図を用意したサーフェスにMap to Surfaceで投影し、投影したラインに対してT-Splineパイプを作成します。
T-Splinesパイプでセグメントの数や半径を入力します。
T-Splinesパイプでセグメントの数や半径を入力します。
シミュレーションしたものをベイクして完成
パイプをベイクしてスムーズをかけたものです。
ラインの交差部の表現が通常のモデリングでは難しい形状ですが、綺麗に表現されています。
Grasshopperでアルゴリズムを組み上げていますので、何パターンもシミュレーションを行うことができます。
他にもT-SplinesとGrasshopperを組み合わせて面白い表現ができるかもしれません。
以上、diprossモデラーの稲葉でした。
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